若手でも大きな裁量が与えられ
新しいことに挑戦できる風土もある。
営業第三本部 生活・産業第一部第一課
N.K
2020年入社/新卒採用

東京産業は機械の商社ですが、生活・産業第一部は機械をメインで扱わないのが特徴です。主な業務はポリエチレン袋の輸入・販売。ベトナムをはじめとした東南アジアや、中国などの海外メーカーからポリエチレンの袋を輸入し、包装資材問屋である国内のお客様に卸したものが最終的にスーパーマーケットやコンビニ、ドラッグストアでのレジ袋、バックヤードで使用されるゴミ袋などとして販売されます。
当社の取扱商材の中でも一般の方々の目に触れる機会の多い商材を扱っていると言えますね。

直接のお客様は、包装資材関連の企業がメインですが、エンドユーザーにはコンビニやスーパーマーケット、ドラッグストアなど皆さんにもブランド認知の高い企業が挙げられます。
仕入先は海外メーカーなのでメールは全て英語。月に数回あるオンラインミーティングも相手国によっては英語で行います。語学を活かして働きたい方には魅力的です。当社には会社が受講費用を半額負担してくれる語学研修があり利用価値も高いですよ。私は学生時代にベトナムへ留学した経験があるので、この部署はぴったりです。取引のある海外メーカー十数社のうち約8割はベトナム企業のため、ベトナム語資料の翻訳を頼まれることも時々ありますね。

仕入先との価格折衝や見積書作成、発注、品質管理、輸入手続き、納期管理、配送確保などが私の主な業務。加えて近年の環境意識の高まりからバイオマスプラスチックへのシフトを考えるお客様も増え、素材調達に加えデザイン変更を含めたご提案も行なっています。
また、レジ袋有料化以降の需要減少もあり、現在は販売用のポリエチレン袋として一般家庭のキッチンなどで利用する袋(家庭用品)の商品開発にも力を入れています。

例えば最近では、袋の中から一枚ずつ取り出して使える折りたたみ型のレジ袋を開発し、100円ショップで販売しました。サイズによって10~20枚セットで1つの袋に収納されているのですが、画期的なのは一枚ずつ取り出せること。手織りする必要があり人件費が非常に掛かる商品のため、100円という売価が決まっている中でも生産可能なメーカーを探し出し、人件費の安いベトナムメーカーに依頼することで100円ショップでの販売を実現しました。店頭に並んだ商品を目にしたときの喜びは忘れられませんね。
若手の裁量で自由に挑戦できる風土も東京産業の特徴です。ただ本案件はお客様の相談による製品改良の側面もあったので、今後は企画段階から開発に携わっていきたいですね。

ポリエチレンの原料である石油の価格や為替レートなどの最新情報をキャッチアップすることを日課にしています。どちらも日々変動し、わずか0.01円でも見積額や利益に直結するため、海外メーカーや当社海外拠点の社員との情報交換も密に行なっています。現地の最新情報を収集しやすい環境は当社の強みです。
何より大切にしたいのは、当社だけでなくお客様もメーカーも利益を享受できるビジネスです。そのうえで「東京産業がパートナーで良かった」と思っていただけたら理想的ですね。

今後は環境負荷の低減を見据え、バイオマスプラスチックに代わる、環境に配慮しつつ低コストの新素材を見つけ出し、より付加価値の高いポリエチレン袋の製品化を目指したいと考えています。いずれはベトナムでの海外勤務の機会もあれば嬉しいです。
私は入社以来「社名の認知度が低くても社会的価値の高い企業がこんなにあるんだ?!」と驚かされることが多くありました。学生の皆さんにはネームバリューや評判に振り回されず、自分の可能性を信じて志望業界を限定しすぎないことを意識してほしいと思います。

DAILY SCHEDULE

8:00

自宅より訪問先へ移動

新幹線にて移動(出張先が大抵大阪のため)
11:00

訪問先到着、お客様との打合せ

1~2か月に一度の訪問のため互いの近況報告をし、その後既存案件のフォローや新商品の提案等を行なう。
12:30

ランチ会食

お客様と昼食
14:00

昼食場所より会社へ移動

新幹線にて移動(移動中に出張報告書を作成)
17:00

帰社

上司に出張報告、出張先でお客様が興味を持った新商品の見積依頼書を作成、海外メーカーにメールで連絡
18:00

退社

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