二次電池の製造工程において、充放電検査は電池寿命に直結する最重要工程且つ最も電力を消費する工程です
従来の検査装置は電源1台に対して、1セル(電池構成の最小単位)の1:1CHの並列接続にて検査ラインを構成しています。
これに対し、直列式充放電検査装置は、電源1台に最大12セルの1:12CHの直列接続で検査ラインを構成出来る事が最大の特徴です。
直列式充放電検査装置
【直列式充放電検査装置のメリット】
- 1台の電源装置に最大12セルの電池を直列に接続することにより電力消費量を削減
- 電源装置の削減に伴い装置内の配線量を削減
- 電源装置、配線の削減により導入コストの圧縮減と設置面積の縮小が可能に
- オプションのBUSシステムを導入することで、放電時の電力を蓄電池に回収・再利用することができ
(建屋に設置する太陽光発電からBUSシステムへの充電も可能)=電力消費量が大きく削減可能!
また、蓄電池にはお客先製品、中古バッテリーを使用することで、導入コストを低減できます。
【オプションBUSシステムによるビジネス展開】
充放電検査工程の放電時の電力を、変換ロスの少ないDCのまま蓄電することにより、充電工程時において回生エネルギーとして
有効活用することが可能になります。
このBUSシステムと再生可能エネルギーを組み合わせることにより、限りなくゼロエネルギーに近い充放電検査が実現可能です。
CO2フリー、ゼロエミッションを目指すお客様のご要望にお応えする検査システムです。
弊社所有デモ機を利用し、装置導入前にお客様が製造・使用される電池の充放電検査デモンストレーションが実施可能です。
まずは実機のご見学が可能ですので、お気軽にお問合せ下さい。
説明動画
説明動画(英語版)
パンフレット
直列方式充放電検査装置(30A)お問い合わせ先
EVプロジェクト推進室
TEL:03-5203-7862